【3分でわかる!】話題のアーユルヴェーダって何?専門家が簡単に解説

アーユルヴェーダとは?


アーユルヴェーダというと「エステ」や「美容」「リラクゼーション」の一種でおでこにオイルを垂らすマッサージと思われがちなのですが、実は約5,000年の歴史を持つ世界最古の予防医学でインド発祥の『アーユルヴェーダ』は中医学・ユナニ医学の起源とされ三代伝統医療のひとつなのです。

わたしはこれを知らずに「身体の根本から改善出来る手技を学びたい」と様々な種類のマッサージを体験していた時に、アーユルヴェーダだけが1回のトリートメントで翌朝びっくりするくらいの身体の軽さや肌の艶めき、内臓のスッキリ感を体感したのです!

アーユルヴェーダって怪しい?


あまりの変化に「アーユルヴェーダって何?」
と調べるとインドやスリランカでは医療であり日本でも代替医療として認められていることを知りました。
WHO(世界保健機関)も代替医療と認定している歴史も実績もある施術「だからこんなに体感があったのか!」と納得、感動したのを覚えています。

アーユルヴェーダはサンスクリット語で「生命、長寿を意味する(アーユス)」と「知識、知恵、科学を意味する(ヴェーダ)」直訳すると「生命の科学」になり一気に怪しさを感じてしまう直訳ですよね笑

インターネットの検索では「日本人に合わない」「怪しい」などと出てくる場合もあるようですがこれは誤解です。噛み砕くと体質論を基にして、自分の心と身体の特徴を理解し健康でいるバランスをとるための『楽に生きる為の知恵』と言えば理解しやすいかと思います。

多くの日本人に必要なアーユルヴェーダ


インドやスリランカではドクターが丁寧に今の生活のリズムや仕事、プライベートの人間関係などをヒアリングした上で乱れを特定し、その人にあった個別のデトックスプランを作り薬草入りのオイルでトリートメントを施します。(パンチャカルマと呼ばれる治療法)

インドでの治療やサロンでのトリートメントはもちろん良いのですが、そこへなかなか行けない方でも日常生活に取り入れられるセルフケアで実践できることが沢山あるのがアーユルヴェーダの強みです(Padmaはそこを重要視しています)
多忙によりストレスや身体の不調が当たり前になっている多くの日本人には特に必要な事だと感じています!

「わかるようで、わからない…」
となっていてもご安心して下さい。わたしも最初にこれを知った時は腑に落ちずデトックスで身体が楽になるから『楽に生きる為の知恵?』と思っていました。それも実際にあるのですが、それだけではありませんでした。

日常生活に活用できるアーユルヴェーダ


とても重要だったのがアーユルヴェーダの体質論です。

自分の生まれ持った変わらないプラクリティと呼ばれる本質(強み、弱みがわかります)を理解すると人はそれぞれ違うことがとっても腑に落ちて体質論の考え方を活用したら人に対して何なの?がとても少なくなり夫婦間、親子間、人間関係が円滑に進むようになりました。 そして、今までは不調は仕方ないから薬や病院に頼っていたのが不調になった時に
その原因は何か?
どんな食べ物を食べたら整うか?
整う生活の仕方は何か?
それを明確に探れるのがアーユルヴェーダなのです!これを実践して不調が直ぐに改善して好調な状態にセルフケアで戻せるようになった時「めちゃくちゃ楽だなぁ・・・」と呟き、その時にハッと『楽に生きる為の知恵』とはこういうことだったのかと腑に落ちたのです。

次のコラムでは
『アーユルヴェーダの体質論について』
詳しく見ていきましょう。
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